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建築家なしの建築 (SD選書 (184))

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内容紹介副題「系譜なしの建築についての小さな手引書」とあるとおり、本書は世界各地の無名の工匠たちによる風土に根ざした土着建築を一堂に会してパノラマ的に紹介した図集である。 著者自身が語るように、これは「私たちの建築的な偏見を探検する旅の出発点を示す」「一種の旅行案内」なのである。 「本書<建築家なしの建築>は、これまで建築史の正系から外れていた建築の未知の世界を紹介することによって、建築芸術についての私たちの狭い概念を打ち破ることを目指している。これらの建築物はあまりにも知られていないので、適当な呼び名すらない。包括的に言いあらわす用語がないので、私たちはそれらの建築を各々の状況に応じて、風土的〔vernacular〕、無名の〔anonymous〕、自然発生的〔spontenous〕、土着的〔indigenous〕、田園的〔rural〕などと言いあらわすことになる。 残念ながら、無名の建築の全体像についての私たちの視野は、視覚的にもその他のデータの点でも、資料の不足によって歪められている。私たちは、3万年も前の画家たちの芸術的目的や技術的な熟練について詳しい知識をもっているのに、建築の分野について言うと、考古学者がたった紀元前3千年紀の都市の遺跡を見つけたとすれば、それはとても運のいいことだと思うような状態なのだ。では建築の起源はどこにあるのか? これは当然生じてくる疑問であり、また本書のテーマにも重要な関連がある。だからここで、たとえ大ざっぱなやり方でも、建築の起源についての諸説に言及しておく方がよいだろう」(「序」より)著者について[著者] バーナード・ルドフスキー Bernard 1905年ウィーン生まれ。1935年以来中近東、南米、イタリア、日本等の諸都市に住む。建築家、批評家、随筆家。1988年没。 主著に『人間のための街路』平良敬一・岡野一宇訳(1973年)、『キモノ・マインド』新庄哲夫訳(1973年)、『みっともない人体』加藤秀俊・多田道太郎訳(1979年)、『驚異の工匠たち』渡辺武信訳(1982年)、『さあ横になって食べよう』多田道太郎監修・奥野卓司訳(1985年、いずれも鹿島出版会)等がある。 [訳者] 渡辺武信(わたなべ・たけのぶ) 1938年横浜生まれ。東京大学工学部建築学科卒業。同修士・博士課程修了。1971年渡辺武信設計室を開設。日本建築家協会住宅部会名誉会員。 著訳書に『渡辺武信詩集』(1970年、思潮社)、『住まい方の思想』(1983年)、『住まい方の演出』(1988年)、『住まい方の実践』(1997年、いずれも中公新書)、A・ウォーカー著『スターダム』(1988年、フィルムアート社)、M・ポーリー著『バックミンスター・フラー』(共訳、1988年、鹿島出版会)、『銀幕のインテリア』(1977年、読売新聞社)、『日活アクションの華麗な世界』(2004年、未来社)、『続・渡辺武信詩集』(2007年)、『移動祝祭日―ー凶区へそして凶区から』(2010年、いずれも思潮社)等。

建築家なしの建築 (SD選書 (184)) の詳細

この本を見つけたり読んだりすることにした場合は、建築家なしの建築 (SD選書 (184))の詳細を以下に示しますので、参考にしてください。

書名 : 建築家なしの建築 (SD選書 (184))

作者 : B・ルドフスキー

ISBN-10 : 4306051846

発売日 : 1984/1/25

カテゴリー : 本

ファイル名 : 建築家なしの建築-sd選書-184.pdf

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